結成35周年記念 台湾大震災支援チャリティコンサートに望む想い
35年前結成されたシャープファイブは、当初井上宗孝氏がリーダーとしてまとめ、主なる編曲を、古屋紀氏が担当し、
トップギターを天才ギターリスト「三根信宏氏」が表現し、音源を確立した。いわゆるシャープファイブサウンドの完成であった。LP「春の海」、「四季」等は世界的にも評価が高く、ミリオンセラーとなった。
クリアーで延びのあるサウンド、アームダウン奏法、正確なスクリューのような手首回転を駆使するトレモロ奏法、哀愁のある表現力、完璧なピッキング、どれをとっても世界中で彼の右に出る者はいなかった。シャープファイブはメンバーの多少の離合集散はあったが、確立された音源は今もなお健在である。又東京サウンド株式会社が、製造販売しているギター「名器シャープ5」は、卓越希な技術でこれを支え続けてきた。これは総じて日本の財産というより、世界の音楽文化資産と言える。我々はこれを、後世に伝え残す義務感すら、大いに感じるところである。
30年前より三根信宏氏の後継者として、その音源を開花させ、受け継いだのは天野浩二であった。彼はシャープファイブの奏法をマスターするはもちろん、レパートリーに幅を持たせ、チャレンジ精神で新しいファン層を日本中に獲得した。 継承者は言うまでもなく天野浩二である。今日はその演奏を遺憾なく拝聴し、遠く関西大地震をしのぐマグニチュード7.5の大震災で荒廃した建物、道路、そして食料不足等の大被害を受けている台湾の人々にメッセージを送り、支援を継続し、惨事の死者そしてご家族に対して、心からご冥福を祈りたいと思う。
台湾大震災支援チャリティーコンサート 実行委員長 黒岩智行
アマチュアバンド育成協会 会長 黒岩智行 日本エレキ文化協議会 会長 黒岩智行 シャープファイブ公認ファンクラブ会長
会長 黒岩智行 日時 1999年12月1日 17時10分より 会場 目黒公会堂大ホール 住所 東京都目黒区中町2-46 最寄り駅 東急東横線祐天寺、学芸大学駅より徒歩8分 主演 日本エレキ文化協議会 アマチュアバンド育成協会 協賛 UDI経営者連合会、ミネベス協会、エアドウ後援会 (株)東京都高齢者福祉協議会、21世紀情報産業ネットワーク協同組合 吉幾三音楽事務所、つくし会 後援 日本赤十字社、東京サウンド(株) シャープファイブ公認ファンクラブ